過去問を考えてみよう(2755) [過去問解析]
2755. 入院4日、Aちゃんは解熱し活気が出てきた。翌日、看護師がAちゃんを観察すると、手指の先端から皮膚が膜のように薄くむけていた。
この所見に対する看護師のアセスメントで適切なのはどれか。
1.γ-グロブリン療法の副作用(有害事象)である。
2.皮膚のツルゴールが低下している。
3.川崎病の回復期の症状である。
4.皮膚科の受診が必要である。
正解(3)
[解説]γ-グロブリン療法の副作用ではないので、1は×。脱水とは関係のない症状であり、2も×。川崎病でみられる所見なので、皮膚科受診は必要でなく、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]川崎病の原因はどれか。
イ.細菌感染
ロ.ウイルス感染
ハ.環境物質の刺激
ニ.特定されていない。 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「5つ以上」でした。