過去問を考えてみよう(1969) [過去問解析]
1969. Aさん(68歳、男性)は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため在宅療養中で、気管切開下で人工呼吸器を使用し、要介護5の認定を受けている。
Aさんに提供される訪問看護で適切なのはどれか。
1.医療保険から給付される。
2.特別訪問看護指示書を受けて実施される。
3.複数の訪問看護事務所の利用はできない。
4.理学療法士による訪問は給付が認められない。
正解(1)
[解説]末期の悪性腫瘍患者その他別に厚生労働大臣が定める疾病等の患者は、介護保険の訪問看護は行われず、医療保険の訪問看護に移行し、週4日以上の訪問看護が利用できるようになっています。この患者の場合は、それに相当するので、正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]筋萎縮性側索硬化症で、一般に、みられることがないのはどれか。
イ.安静時振戦
ロ.四肢の筋萎縮
ハ.嚥下障害
ニ.舌萎縮 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「介護保険法」でした。