過去問を考えてみよう(2212) [過去問解析]
2212. 患者の状態と寝衣の特徴との組合せで適切なのはどれか。
1.発熱がある患者 ーーーーー 防水性のもの
2.回復術直後の患者 ーーーーー 上着とズボンに分かれたもの
3.意識障害のある患者 ーーーーー 前開きのもの
4.下肢に浮腫のある患者 ーーーーー 足首にゴムが入っているもの
正解(3)
[解説]発熱があれば、防水性ではなく、吸水性の高い素材がよく、1は×。回復術直後は前開きのものがよく、2も×。下肢に浮腫があれば、足首にゴムが入っているとうっ血をきたして悪化させるので、4も×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]片麻痺のある患者の寝衣の脱着の基本的な順序はどれか。
イ.健側から脱ぎ、患側から着る。
ロ.健側から脱ぎ、健側から着る。
ハ.患側から脱ぎ、健側から着る。
ニ.患側から脱ぎ、患側から着る。 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「メラトニン」でした。
過去問を考えてみよう(2211) [過去問解析]
2211. 成人の睡眠中に分泌が増加するホルモンはどれか。
1.アドレナリン
2.オキシトシン
3.成長ホルモン
4.甲状腺ホルモン
正解(3)
[解説」睡眠で分泌が増えるホルモンとして知られているのは、成長ホルモン、プロラクチン、性腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質ホルモン、それとメラトニンです。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]松果体から分泌され、睡眠と覚醒のリズムを調整するのはどれか。
イ.オキシトシン
ロ.アドレナリン
ハ.メラトニン
ニ.コルチゾール 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~ニのすべて」でした。
過去問を考えてみよう(2210) [過去問解析]
2210.尿失禁の種類と対応の組合せで正しいのはどれか。
1.溢流性尿失禁 ーーーーー 排尿間隔の記録
2.機能性尿失禁 ーーーーー 骨盤底筋訓練
3.切迫性尿失禁 ーーーーー 下腹部への軽い刺激
4.反射性尿失禁 ーーーーー 間欠的自己導尿
正解(4)
[解説]排尿間隔の記録は反射性尿失禁に有効で、1は×。骨盤底筋訓練は腹圧性尿失禁や過活動性膀胱に有効で、2も×。下腹部への軽い刺激は尿失禁に対して有効と思えず、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]腹圧性尿失禁をもたらす骨盤底の筋群の筋力低下は、何が原因となるか。
イ.加齢
ロ.出産
ハ.便秘
ニ.肥満
ホ.イ~ニのすべて 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「エドモンド・ジェイコブソン」でした。
過去問を考えてみよう(2209) [過去問解析]
2209. 漸進的筋弛緩法の目的はどれか。
1.気道の確保
2.緊張の緩和
3.麻痺の改善
4.全身麻酔の導入
正解(2)
[解説]漸進的筋弛緩法とは、特定の筋肉の緊張と弛緩を意識的に繰り返すことによって、身体のリラックスを導く方法とされています。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]漸進的筋弛緩法を開発したのはだれか。
イ.ジョー・マーチャント
ロ.ジークムント・フロイト
ハ.エドモンド・ジェイコブソン
ニ.アーロン・ベック 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「看護アセスメント」でした。
過去問を考えてみよう(2208) [過去問解析]
2208. 看護過程における情報収集で適切なのはどれか。
1.既往歴は情報に含めない。
2.看護計画立案後も情報収集を継続する。
3.看護問題を特定してから情報収集を開始する。
4.不安の内容は closed question〈閉じた質問〉で情報取集する。
正解(2)
[解説]既往歴も大事な情報であり、1は×。看護問題の特定には情報収集であり、3も×。情報収集は開かれた質問で行うべきで、4も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]情報収集は、看護過程のどれに属するか。
イ.看護アセスメント
ロ.看護診断
ハ.看護計画
ニ.看護介入
ホ.看護評価 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「情報的サポート」でした。
過去問を考えてみよう(2207) [過去問解析]
2207. ソーシャルサポートのうち、情緒的サポートはどれか。
1.傾聴する。
2.情報提供する。
3.外出に付き添う。
4.経済的支援をする。
正解(1)
[解説]情報提供するのは情報的サポートで、2は×。外出に付き添うのは道具的・手段的サポートで、3も×。経済的支援をするのは道具的・手段的サポートで、4も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]「助言を与えたり、専門家を紹介する」のは、ソーシャルサポートのうちどれか。
イ.情緒的サポート
ロ.情報的サポート
ハ.道具的サポート
ニ.評価的サポート 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「腸炎ビブリオ菌」でした。
過去問を考えてみよう(2206) [過去問解析]
2206. 食中毒予防の原則である「中心温度75℃以上1分以上の加熱」が有効なのはどれか。
1.ふぐ毒
2.毒キノコ
3.黄色ブドウ球菌
4.サルモネラ属菌
正解(4)
[解説]微生物は中心温度75℃以上1分以上の加熱で死滅しますが、毒素は無理です。黄色ブドウ球菌の場合は毒素が中毒の原因ですから、1,2,3は×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]塩分のあるところで増殖し、真水や熱に弱く、生の魚介類を介して食中毒の原因となるのはどれか。
イ.黄色ブドウ球菌
ロ.カンピロバクター
ハ.腸炎ビブリオ菌
ニ.サルモネラ菌
ホ.黄色ブドウ球菌 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「昭和23年」でした。
過去問を考えてみよう(2205) [過去問解析]
2205. 医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するにあたり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないことを定めているのはどれか。
1.医療法
2.健康保険法
3.地域保健法
4.個人情報の保護に関する法律
正解(1)
[解説]問題文に書かれていることは、医療法第一章の第一条の四の2の記述、そのものです。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]医療法が公布されたのはいつか。
イ.昭和23年
ロ.昭和26年
ハ.昭和29年
ニ.昭和33年 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「イ~ハのすべて」でした。