SSブログ

成人看護学(38)(栄養摂取・代謝障害を持つ患者への看護) [成人看護学]

10)脂質・尿酸代謝障害の主な看護

(1)高脂血症の生活指導

高脂血症の治療.png

(2)高尿酸血症の生活指導

・ 高尿酸血症の生活指導には、尿酸値を下げる食事指導、腎機能保護のため尿量を2000mL/日以上になるようにする指導、薬物療法に関する指導があります。

・ 食事指導では、プリン体を多く含む高プリン食を避けるように指導します。 尿が酸性に傾くと尿酸結石ができやすくなるので、尿をアルカリにする食品を多く摂取するよう指導します。 また、アルコール摂取を控えるように指導し、週2日は禁酒とします。

・ 疼痛が強い時は、鎮痛薬を使用し、安静を保つよう指導します。

[設問] 高脂血症の生活指導で正しいものを選べ。

イ 高脂血症の治療には、薬物療法と食事療法と運動療法があることを指導する。

ロ 食事療法として、青魚や海藻類、根菜類などを食材として避けるよう指導する。

ハ 運動療法には無酸素運動を積極的に取り入れるようにする。

ニ 高脂血症の治療薬を確実に服用すれば、その他の治療法は必要なくなることを説明する。

                              正解 (

[設問] 高尿酸血症の生活指導として正しいものを一つ選べ。

イ 腎機能保護のため、尿量は1000mL/日程度になるようにする。

ロ 食事指導では、高プリン食を避けるように指導する。

ハ 尿は感染を避けるため、尿をアルカリにする食品は避けるようにする。

ニ アルコールは利尿作用があるため、控える必要はないと指導する。

                       正解 (


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました