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過去問を考えてみよう(299) [過去問解析]

299 高齢者が自身の終末期における生き方や死の迎え方の意向を表示する方法としてのアドバンスディレクティブ(事前指示)について正しいのはどれか。  (2014年午前出題)

 1. 法的な拘束力がある。

 2. 代理人を指名できない。

 3. 口頭や文書で意思表示できる。

 4. 財産の管理者の指定ができる。

                      正解 (3)

[解説] 日本の場合、事前指示に法的拘束力はないので、1は×。 代理人は指名できるので2も×。 財産管理者の指定まではできないので4も×。 よって正解は3となります。 

[補足1] 米国では、医療機関などに、文書で患者が望む医療に関する基本方針と実施方法とを確認して、それが維持される支援を法的に義務付けしています。 (米国 患者自己決定権法、1991年施行)

[補足2] 事前指示書は「リビング・ウィル」と「医療代理人の指名」によって構成されています。

次の設問に挑戦してください。

[設問] 患者が生前に「尊厳死の権利を主張して、延命治療をしないことを希望する」などと意思表示するのを何というか。

イ. リビング・ウィル

ロ. ターミナルケア

ハ. インフォームド・コンセント

ニ. ノーマライゼーション

                       正解 (


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