過去問を考えてみよう(473) [過去問解析]
473. Aさんは受診時に「毎日父親に責められます。 実家を出て生活してみたいです」と訴えた。 Aさんに単身生活の経験はない。 Aさんに勧める社会資源で最も適切なのはどれか。 (2014年午後出題)
1. 自立訓練(生活訓練)
2. 小規模多機能型居宅介護
3. 短期入所(ショートステイ)
4. 共同生活援助(グループホーム)
正解 (1)
[解説] 小規模多機能型居宅介護とは、自立した日常生活を送るために支援や機能訓練を行うものなので2は×。 短期入所も単身生活を支援するものではないので3も×。 グループホームは、共同生活を営む住居で夜間を中心に日常生活援助を行うもので、これも×。 正解は1。
[補足] 自立訓練あるいは生活訓練と言われるのは、知的障害や精神障害のある人が地域生活へ移行するために生活能力の維持・向上を目的に行うサービスのことです。 地域生活を送るために必要な基本的なことを中心に訓練を行うことになります。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 自立訓練(生活訓練)の基盤となる法律は次のどれか。
イ. 障害者総合支援法
ロ. 知的障害者福祉法
ハ. 介護保険法
ニ. 医療法
正解 (イ)
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