過去問を考えてみよう(536) [過去問解析]
536. 人口の高齢化に関連した指標の説明で正しいのはどれか。 (2012年午前出題)
1. 60歳以上の人口割合を高齢化率という。
2. 老人人口が35%を超えると超高齢社会である。
3. 高齢化社会から超高齢社会への所要期間を倍加年数という。
4. 生産年齢人口に対する老年人口の比を老年人口指数という。
正解 (4)
[解説] 高齢化率は65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合のことなので、1は×。 老人人口が21%を超えると超高齢化社会なので2も×。 全人口に対する65歳以上人口の割合、つまり高齢化率が7%(超えると高齢化社会)から14%(超えると高齢社会)になるのに要した年数のことを倍加年数といいますから、3も×。 正解は4。
[補足] 一般に言われる高齢化率による「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の定義は、WHOや国連によるものです。 平成26年10月1日現在の高齢化率は26.0%で前年の25.1%をさらに上回っています。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 平成26年10月現在の我が国の高齢化率に最も近いのは次のどれか。
イ. 16%
ロ. 21%
ハ. 26%
ニ. 31%
正解 (ハ)
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