過去問を考えてみよう(543) [過去問解析]
543. 入院中の4歳児への倫理的配慮として適切なのはどれか。 (2012年午前出題)
1. 採血を行う際は「痛くないよ」と励ます。
2. ギプスカットの際は泣かないように伝える。
3. 骨髄穿刺の際は親を同席させないようにする。
4. エックス線撮影をする際は事前に本人に説明する。
正解 (4)
[解説] うそはよくないので1は×。 泣かないように言っても無理な話で、泣いても問題はなく2も×。 親は同席させる方が患児は安心できるので3も×。 よって正解は4。
[参考1] 小児看護学(22)(さまざまな状況にある子供と家族への看護) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-09-18
[参考2] 小児看護学(5)(子供の成長と発達) ⇒ http://shiratorik-kango.blog.so-net.ne.jp/2013-09-01-1
次の設問に挑戦してください。
[設問] ピアジェの子供の認知発達段階で4歳に相当するのはどれか。
イ. 主に感覚と身体活動を通して、自分の働きかけたものとその結果から学習する。
ロ. 自分の視点や見方に固執し、他人が違った見方をすることがわからない。
ハ. 外見に左右されることがなくなる。 しかし、自分の体験したことでないとイメージ化が難しい。
ニ. 論理的・抽象的に物事を思考できるようになる。
正解 (ロ)
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