過去問を考えてみよう(802) [過去問解析]
802. 食道癌(esophageal cancer)について正しいのはどれか。 2つ選べ。 (2015年午前出題)
1. 頸部食道に好発する。
2. 放射線感受性は低い。
3. アルコール飲料は危険因子である。
4. 日本では扁平上皮癌に比べて腺癌が多い。
5. ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である。
正解 (3、5)
[解説] 食道癌は食道中央からの発生が最も多く、1は×。 食道癌では放射線治療も有効であり、2も×。 日本では90%以上が扁平上皮癌であり4も×。 ×。 正解は3,5。
[補足] 食道癌の発見には内視鏡検査が有用で、特にヨード染色が早期食道癌の発見には不可欠です。
次の設問に挑戦してください。
[設問] 食道癌の発生の危険因子とされるのはどれか。 2つ選べ。
イ. 喫煙
ロ. 高血圧
ハ. 高脂血症
ニ. 飲酒
ホ. 肥満
正解 (イ、ニ)
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