過去問を考えてみよう(1656) [過去問解析]
次の文を読み1656~1658の問いに答えよ。
Aさん(76歳、女性)。夫(74歳)と2人暮らし。6年前にParkinson〈パーキンソン〉病と診断された。現在、Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉の重症度分類でステージⅢ、要介護1である。トイレと浴室には手すりが設置されている。レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。最近、足がすくむことが増えたため受診した。Aさんは主治医から「薬剤の効果を評価するために、服薬時間や生活の状況を日誌に記録しましょう。2週後にまた受診してください」と説明を受けた。
1656. 外来看護師が日誌に記録する内容をAさんに指導することになった。日誌に記録する内容で最も重要なのはどれか。
1.食事の量
2.便の性状
3.振戦の有無
4.排尿の回数
正解(3)
[解説]パーキンソン病の患者さんの症状を記録するのが重要なので、正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]パーキンソン病で減少する神経伝達物質はどれか。
イ.セロトニン
ロ.グルタミン酸
ハ.アセチルコリン
二.ドパミン 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ホの「イ~ニのすべて」でした。
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