過去問を考えてみよう(1753) [過去問解析]
1753. 入院後3日、腹部CTの再検査で脾臓損傷は否定された。また、左膝のMRI検査では、左半月板損傷と確定診断され、自宅療養することとなった。退院準備中のAさんから「ベッドから立ち上がろうとしたら、左膝が曲がったままで伸びない。痛みはそれほどでもないです」と訴えがあった。
この時、医師への連絡と同時に看護師が実施することで適切なのはどれか。
1.作業療法士へ相談する。
2.下肢の関節可動域を確認する。
3.処方された鎮痛薬を服用させる。
4.下肢の徒手筋力テストを実施する。
正解(2)
[解説]看護師が作業療法士へ直接相談することではなく、1は×。痛みはそれほどでもないとのことで、3も×。脱力を訴えているわけではないので、4も×。正解は2。
次の設問に挑戦してください。
[設問]半月板損傷の症状を選べ。
イ.痛みを伴い、引っ掛かり感が出たり、膝がまっすぐに伸びない。
ロ.膝の屈伸時に痛みや異音を伴うことがある。
ハ.膝の曲げ伸ばしが急にできなくなることがある。
ニ.膝関節に水がたまることがある。
ホ.イ~ニのすべて 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ロの「低容量性ショック」でした。
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