過去問を考えてみよう(2399) [過去問解析]
次の文を読み2399~2401の問いに答えよ。
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳にいくとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。
2399. Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1.坐位になるよう勧める。
2.シャワー浴を勧める。
3.食事摂取を促す。
4.呼吸法を促す。
正解(4)
[解説]坐位は努責を抑えにくくなるので、1は×。シャワー浴を勧める必要はなく、2も×。特に食事を促す必要はなく、3も×。正解は4。
次の設問に挑戦してください。
[設問]分娩第2期は子宮口が何cmになったときか。
イ.6cm
ロ.8cm
ハ.10cm
ニ.12cm 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、イの「退行」でした。