過去問を考えてみよう(1302) [過去問解析]
1302.生後3日、児の体重は3,000gになった。バイタルサインに異常はみられない。手掌と足底に黄疸がみられ、傾眠傾向にあった。血清ビリルビン値18.5㎎/dL。母児同室を続けるため、コットに設置可能な光線療法器を用いて治療を行うことになった。
児の光線療法に関する母親への説明で適切なのはどれか。
1.「体温は低下します」
2.「便の回数は減ります」
3.「おむつは外して行います」
4.「直接授乳は続けましょう」
正解(4)
[解説]体温は低下しないので、1は×。便の回数も減らず、2も×。おむつは外す必要はなく、3も×。正解は4。
[補足]光線療法は、新生児にLEDや蛍光灯などを一定時間照射して、ビリルビンを分解させる方法です。
次の設問に挑戦してください。
[設問]新生児の生理的黄疸は、生後どの時期にみられるものか。
イ.生後2日~2週間
ロ.生後2日~4週間
ハ.生後2~8週間
二.生後2~10週間 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「生後3年」でした。
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