過去問を考えてみよう(1934) [過去問解析]
1934. インシデントレポートで適切なのはどれか。
1.責任追及のためには使用されない。
2.インシデントの発生から1か月後に提出する。
3.主な記述内容はインシデントの再発防止策である。
4.実施前に発見されたインシデントの報告は不要である。
正解(1)
[解説]インシデントレポートの提出は、速やかにすべきで、1か月後は遅すぎ、2は×。インシデントレポートの内容は、起きたことを時系列で流れをまとまることで、いつ、誰が、何を、なぜ、どのように、どうしたのか、を記載していくので、3は×。実施前に発見されたインシデントも報告の対象となるので、4も×。正解は1。
次の設問に挑戦してください。
[設問]「1件の重大事故があれば、その背後に29件の軽度の事故があり、300件のインシデントが潜んでいる」という労働災害における経験則はどれか。
イ.バードの法則
ロ.ハインリッヒの法則
ハ.タイ=ピアソンの結果
ニ.アモントンの法則 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ニの「黄色ブドウ球菌」でした。
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