過去問を考えてみよう(1936) [過去問解析]
1936. 片麻痺のある成人の臥床患者の患側の良肢位で適切なのはどれか。
1.肩関節は内転10度
2.肘関節は屈曲10度
3.股関節は外転10度
4.足関節は背屈10度
正解(3)
[解説]片麻痺の良肢位では肩関節は外転10~30度、肘関節は屈曲90度、足関節は背屈0度なので、1,2,4は×。正解は3。
次の設問に挑戦してください。
[設問]大脳半球の脳血管障害では病巣と反対側に麻痺がくるが、小脳半球の脳血管障害では症状が出るのはどちらか。
イ.病巣と反対側
ロ.病巣と同側
ハ.両側
ニ.症状はでない。 正解は次回に!!
前回の設問の正解は、ハの「レム睡眠行動障害」でした。