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小児看護学(10)(乳児の健康増進のための看護) [小児看護学]

4)母子関係の確立

母子関係.png

・ 乳児期のアタッチメントの発達には3段階あり、生後6、7ヶ月になるとよく世話をしてくれる特定の人(多くは母親)を他者と弁別することが可能になります。 母親との間のアタッチメント形成を基盤に、父親、兄弟、祖父母などとの間のアタッチメント関係が拡大します。

5)母子分離不安

・ 母親を弁別できるようになると、母親の姿が見えなくなると、不安になって泣いたり、母親を探し求めたりします。 これを分離不安といいます。 人見知りもこの時期から現れるようになります。

6)地域保健サービスの活用

・ 妊産婦・新生児・未熟児に対しては、必要に応じて医師・助産師・保健師が家庭訪問をして、保健指導を行っています。

・ 母子保健法に基づいて、乳児期の3〜6ヶ月と9〜11ヶ月の各々1回ずつ健康診査が行われています。

・ 小児の悪性腫瘍として頻度の高い神経芽細胞腫の早期発見のため、生後6ヶ月に実施されていた検査は、その有効性が疑問視され一旦休止されました。

[設問] 母親を弁別できる時期になると、子供は母の姿が見えなくなると、不安になって母親を探し求めたりする。これを何というか? 

イ マザーコンプレックス

ロ 人見知り

ハ 母子分離不安

ニ 退行                  正解 ( 

 


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