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成人看護学(22)(循環機能障害を持つ患者の看護) [成人看護学]

(5)降圧・利尿薬、抗不整脈薬、抗狭心症薬の服薬指導

・ 患者には、服薬時の注意を説明し、理解を促すことが重要です。

(6)抗凝固薬、抗血小板薬の服薬指導

・ 心弁膜症で人工弁置換術を行った場合、人工弁の周囲に血栓ができる可能性が高く、永続的に抗凝固薬を内服することになります。  薬の作用や内服時の諸注意は、患者自身が理解できるように行います。

(7)血圧コントロールの生活指導

・ 高血圧の患者に対する援助は、高血圧の誘因や原因をアセスメントし、患者が病態や治療に理解を示し血圧を目標レベルに維持できるような生活習慣を習得し、セルフケアを継続できるように指導していくことが重要です。

・ 指導の内容は、「血圧測定の必要性、方法」 「食事療法・減塩について」 「服薬指導」 「入浴方法」 「排便のコントロール」 「禁煙」 「緊急時の対処」 などです。

(8)虚血性心疾患の生活指導

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(9)慢性心不全の看護

・ 慢性心不全では、急性増悪により生命に危険が及ぶ恐れがあります。 そのため、心不全の急性増悪の予防、増悪時の早期治療の必要性についての患者指導が重要となります。

・ 心不全の原因、病態、症状、増悪因子の理解を促す。 日常生活上の指導では、体重コントロール、飲水制限、減塩食、排便コントロール、服薬、症状発現時の対処方法などが挙げられます。

[設問] ワ―ファリン服用中の患者では、納豆やクロレラなどを避けるように指導するが、それはそれらの食品に何が含まれているからか?

イ ビタミンA  ロ ビタミンB1  ハ ビタミンC  ニ ビタミンE  ホ ビタミンK

                             正解 (


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